偽サイト・フィッシング(にせさいと・ふぃっしんぐ)
カテゴリ:リスクと保護
偽サイトとは、実在する買取サイトに似せて作られた、 まったく別のサイトです。正規のサイトの名前やデザインを無断で使い、 コードや個人情報をだまし取ろうとします。
正規のサイトも被害者
偽サイトは、まっとうに営業している買取サイトの名前を、 そのまま無断で使うことがあります。 名前を使われた正規の運営会社も、被害を受けた側にあたります。
利用した人が「あのサイトにコードを送ったのに入金されない」と思っていて、 実際に送った先は似た名前の別のサイトだった、という取り違えが起こりえます。
なぜ、そっくりに作れてしまうのか
ウェブサイトの見た目は、複製できてしまいます。 ロゴ・配色・レイアウト・文章の言い回しまで似せることは、技術的には難しくありません。
そのため、「デザインが立派だから本物だ」という見分け方は成り立ちません。 偽サイトを作る側は、見た目が整っているサイトほど信用されやすいことを、 そのまま利用しています。
一方で、複製しにくい部分もあります。
- ドメイン(URL):同じ文字列は世界にひとつしか存在できません
- 運営者の実体:会社名・所在地・連絡先は、でたらめだと辻褄が合わなくなります
- 運営してきた期間:長く運営されている実績は、急には作れません
見分けるときは、複製しにくい部分を先に確かめてください。 確かめる順番は、ドメイン、運営者の実体、運営してきた期間です。
見分けるために
- URLを確認する:正規サイトのドメインと1文字違い、 似せた別ドメインのことがあります
- 検索結果の広告枠から直接飛ばない: 公式サイトをブックマークしておくのが確実です
- 特商法表記(運営会社・所在地・連絡先)を確認する(偽サイトはここが空欄・でたらめなことがあります)。古物商許可番号も手がかりになります(※デジタルコード専門では不要な場合も)
- SNSのDMやメールのリンクからは入らない: 案内が届いても、買取サイトは自分で開いてください
- 振込先や連絡手段に不自然さがないかを確かめる(連絡がDMだけ、案内の日本語が不揃い、など)
たとえば、次のような重なり方があります(例)。 検索結果や広告からたどり着いたサイトで、 相場が9月2日時点の実測で額面の82.0%〜85.0%のところに、 「98%」といった数字が出ています。 さらに、特商法表記を開くと、会社名だけが書かれていて所在地は空欄になっています。 偽サイトの違和感は、ひとつの点だけでなく、複数が重なって現れることが多くあります。
送る前に立ち止まる
コードは、伝えた時点で使われる可能性があります。 クーリング・オフも使えません。
相手から急かされていると感じたときは、急かされていること自体が注意のサインです。 いったんそのサイトから離れて、公式サイトを自分で検索し直してください。
コードを送る直前であれば、まだ引き返せます。 送信する前に数分かけて、URLと運営者情報をもう一度見直してください。
もし送ってしまったら
コードを取り戻すことはできません。それでも、次のことには意味があります。
- サイトのURL、やり取りの画面、日時は、消さずに保存してください。
- 名前を使われたと思われる正規サイトにも、その事実を伝えておいてください。
- 相談は、できるだけ早めにしてください。
取引の困りごとの相談先は、消費者ホットライン「188(いやや)」です。 詐欺かもしれないと感じる段階の相談先は、警察相談専用電話「#9110」です。 急を要すると感じる場合の連絡先は、110です。 だまされたことは、あなたの落ち度ではありません。
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