ギフトコード(ぎふとこーど)
カテゴリ:券種・形態
ギフトコードとは、ギフトカードの価値の本体になっている英数字の文字列のことです。 アップルギフトカードのギフトコードは、「X」から始まる英数字です。 ギフトコードをAppleアカウントに入力すると、残高としてチャージされます。 買取に出すときに売っているのは、カードという物ではなく、このギフトコードの文字列です。
コードそのものが価値を持つ
- カードという「物」は入れ物で、価値は文字列そのものにあります
- 誰かに伝えた時点で、その人が使える状態になります
- 一度使われた(チャージされた)コードは、元に戻せません
eメールタイプはもちろん、 カードタイプでも、 スクラッチを削ってコードが見えた時点で、 文字列だけで使える状態になります。
現金との違い
ギフトコードは、現金と同じように、そのままで価値を持ちます。 ただし、扱いの面では、ギフトコードのほうが現金より難しいところがあります。
| 現金 | ギフトコード | |
|---|---|---|
| 見られたら | 盗まれなければ無事 | 見られた時点で使える |
| 遠くの人に渡せるか | 手渡しか送金が必要 | 文字を送るだけで渡る |
| 使われた記録 | 追いにくい | 追えるが、取り戻せない |
| 落とした場合 | 拾った人が使う | 番号を知る全員が使える |
財布の中の1万円札は、誰かに見られても減りません。 ギフトコードは、見られた時点で、その相手に使われることがあります。
取り扱いの注意
- 買取に出すまでは、他人に見せたり送ったりしないでください
- SNSや掲示板に画像を載せないでください(コード部分が写り込むと危険です)
- 送り先が信頼できるかどうかを、送る前に確認してください
- スクリーンショットのクラウド同期や共有アルバムに注意してください
- 家族と共有する場所(共有メモ、冷蔵庫のメモ)には置かないでください
「先にコードを送れば高く買う」といった話は、 未入金詐欺の手口のことがあります。
「コードを教えて」と言われる場面
コードを求められる場面には、通常の取引として求められる場合と、 詐欺の手口として求められる場合があります。 見分ける手がかりは、 申込み・本人確認・査定・送付という順番が守られているかどうかです。
| 求められ方 | 見方 |
|---|---|
| 申込み→本人確認→査定→送付 | 通常の取引の流れです |
| 査定より先にコードだけ求められる | 順番が成立していません |
| 電話・SMSで「支払いのため」と求められる | 詐欺の手口として報告されています |
| 「返金手続きのため」と求められる | 返金にコードは必要ありません |
とくに、公的機関や大手企業を名乗って ギフトカードで支払うよう求める連絡は、 詐欺の典型的な手口として広く注意喚起されています。
Appleは公式サイトで、Appleギフトカードは Appleから製品やサービスを購入する場合にのみ利用できると書いています。 そのうえで、次の支払いには使えないと明記しています。
- 公共料金などの請求書
- 税金などの政府機関の手数料
- 社会保障の費用
つまり、公共料金や税金の支払いを理由にギフトカードのコードを求める連絡は、 Appleが示している使い道から外れています。
一度渡したら、戻らない
ギフトコードは、渡してしまえば取り戻す手段がありません。 クーリング・オフのような制度の話とは別に、 物理的に戻せないという性質があります。
Apple自身も、この点を公式サイトに書いています。 詐欺でコードを渡してしまった場合について、 利用者が警察やAppleサポートに連絡する前に、 カードの資金が使われてしまうおそれがあると説明しています。 発行者であるAppleが止められるとは書いていません。
だからこそ、コードを渡す前に、渡す相手を確かめておく必要があります。
渡す前に、相手をどう確かめるか
買取に出すという行為も、コードを他人に渡すことに変わりはありません。 詐欺になるかどうかは、渡す相手が誰かで決まります。 Appleは「コードを他人に渡さないでください」とは書けても、 どの買取業者なら渡してよいかを書く立場にありません。
相手を確かめる手がかりのひとつが、古物商許可の番号です。 番号は12桁で、許可を出した公安委員会とあわせて表示されます。 番号は、許可を受けた事業者ごとに与えられます。
2026年8月27日に、当サイトが記録している買取サイトのうち、 画面が表示できた67件を回って、この番号を探しました。 番号を確認できたのは40件です。 残る27件については、今回見たページの範囲では見つけられませんでした。 別のページに書かれている可能性はあります。
確認できた40件の番号を並べると、異なる番号は13個しかありませんでした。 番号は事業者に付くものなので、同じ事業者が複数のサイトを運営していれば、同じ番号が並びます。
| 1つの番号で運営されているサイト数 | 番号の数 |
|---|---|
| 14サイト | 1 |
| 8サイト | 1 |
| 5サイト | 1 |
| 4サイト | 1 |
| 1サイト | 9 |
上位4つの番号だけで、31サイトを占めています。 別々のサイトを見比べているつもりでも、 番号を見ると同じ事業者だった、ということが起こります。
見比べるときは、番号があるかどうかだけでなく、どの番号かを見てください。 運営会社ごとの内訳は、業界MAPにまとめています。