買取詐欺(かいとりさぎ)
カテゴリ:リスクと保護
買取詐欺とは、ギフトカードの買取をよそおって、 コードやお金をだまし取る手口の総称です。 手口にはいくつかの型がありますが、共通する構造はひとつで、 「あなたが先に渡し、相手は渡さない」という順番を作ることです。 アップルギフトカードはコードの文字列そのものが価値で、 この順番を作られると、送った側に取り返す手段が残りません。
手口の型と、それぞれの解説ページ
| 型 | 何が起きるか | 詳しい解説 |
|---|---|---|
| 未入金 | コードを送らせて、代金を振り込まない | 未入金詐欺とは |
| 「無効」の言い立て | コードを受け取ったあと「無効だった」と告げて支払わない | コードの無効・二重使用とは |
| 保証金・手数料の先払い | 「振込には保証金が必要」とお金を先に払わせる | 正規の買取で、売る側が先にお金を払う場面はありません |
| 個人間の高率提示 | SNSで相場超えの率を提示し、コードを送らせて消える | 個人間取引とは |
| 偽サイト | 実在サイトに似せた別サイトへ誘導する | 偽サイト・フィッシングとは |
型は違っても、入口には同じサインが出ます。
順番を守れば、型ごと防げる
買取詐欺は型が多いので、型を全部覚えるより、 自分の側の順番をひとつ決めておくほうが確実です。
1
運営会社を確かめます:特商法表記で会社名・所在地・連絡先を見ます。無ければここで終了です。
2
許可を確かめます:古物商許可の番号を見ます(デジタルコード専門では不要な場合もあるため、運営者情報とあわせて判断します)。
3
査定を先に受けます:金額と条件が出る前にコードを求められたら、順番が成立していません。
4
それからコードを送ります:ここまでの3つが通ったサイトとの取引が、通常の買取の流れです。
この順番は、正規のサイトなら全部通ります。 逆に、どこかで止まる相手は、止まった時点で取引をやめられます。
被害にあってしまったら
送ったコードは戻りませんが、できることは残っています。
- 申込画面・やり取り・相手のURLと名乗りを、消さずに保存してください。
- 取引の困りごとは消費者ホットライン「188」、詐欺の疑いは警察相談専用電話「#9110」、急を要する場合は110です。
- 時間が経つほど手がかりは減ります。確信が持てない段階で相談して構いません。
引っかかった側の落ち度ではありません。 考える時間を奪う作りになっているのは、手口の側です。
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よくある質問
Q買取詐欺と、率が低いだけの買取は、どう違うのですか?
A率が低いことは詐欺ではありません。分かれ目は約束したものを渡さないかどうかです。提示された率に不満でも、その率で振り込まれたなら取引は成立しています。コードを受け取ったのに代金を払わない、払わせておいてカードを渡させる、といった一方だけが渡している状態を作るのが詐欺の型です。
Q引っかかりやすいのはどんな場面ですか?
A急いでいるときです。今日中にお金が要る、という状態で相場より高い率を見せられると、確認の手順を飛ばしたくなります。手口の側はそれを知っていて、「今だけ」「あと30分」と時間を削ってきます。急いでいるときほど、運営会社の確認だけは飛ばさないでください。
Q被害にあったら、お金は戻りますか?
A正直に書くと、送ったコードを取り戻すことはできません。それでも、記録を残して早く相談することには意味があります。同じ手口の相談が集まれば対応が動くことがありますし、時間が経つほど手がかりは消えます。消費者ホットライン188、警察相談専用電話#9110が窓口です。
Q正規のサイトかどうか、最短で何を見ればいいですか?
A特商法表記(運営会社・所在地・連絡先)です。ここが空欄・でたらめなサイトに、コードを送る理由はありません。次に古物商許可の番号、そして査定より先にコード全桁を求めてこないかという順番です。