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ギフトカード詐欺の最新ニュース|手口と注意喚起の記録

アップルギフトカードやギフト券をめぐる詐欺の手口は、時期によって入れ替わります。このページは、当サイトが確認した手口と、公的機関の注意喚起を、日付つきで記録しているものです。

見分け方そのもの(時期によらない判断のしかた)は 買取で騙されない・損しない安全ガイドにまとめています。 このページは「いま何が出回っているか」の記録です。

いま、どの手口が動いているか

警察庁の暫定値によると、2026年上半期(1〜6月)の特殊詐欺は認知22,031件・被害総額1,816.2億円で、前年同期より件数が18.3%、被害額が51.7%増えました。

ここで見落とされやすいのが、被害金がどうやって渡されているかです。警察庁は交付形態べつに集計しています。

渡し方全体に占める割合
振込型55.7%(-7.7ポイント)
暗号資産送信型16.8%(+4.7ポイント・件数+81.6%)
現金手交型12.7%(+3.2ポイント)
キャッシュカード手交・窃取型6.6%(-2.3ポイント)
電子マネーコード伝達型(ギフトカードなど)5.5%(-0.1ポイント)

ギフトカードの番号を伝えさせる形は、全体の5.5%です。 「ギフトカード=詐欺の主流」というイメージとは、少しずれています。

ただし減ってはいません。 割合はほぼ横ばいで、特殊詐欺そのものが増えているぶん、件数としては増えています。いま急に伸びているのは暗号資産のほうで、認知件数が前年同期比81.6%増です。

なお2026年から、警察庁はこの形態の呼び名を「電子マネー型」から「電子マネーコード伝達型」に変えました。番号を伝えさせるという実態が、そのまま名前になっています。

手口は、3つの型に整理できる

このページに並んでいる個別の事例は、突き詰めると3つの入口に分かれます。

① 不安をあおる — 「ウイルスに感染しました」の偽警告、料金の未払い通知、宅配の不在SMS。焦らせて、考える時間を奪う型です。

② 関係をつくる — SNSで知り合い、時間をかけて信頼させてから切り出す型。投資やロマンスを名目にします。被害額が大きくなりやすいのが特徴です。

③ 権威をかたる — 警察官、公的機関、大手企業の名前を使う型。2026年上半期は、警察官をかたる手口だけで4,466件ありました。

実際に使われている口実(2026年1〜6月)

警察庁は、手口ごとにどんな言い回しが使われたかまで集計しています。

口実認知件数
損失補填金など(オレオレ詐欺)826件
サポート名目(ウイルス除去など・架空料金請求詐欺)735件
妊娠中絶費用など287件
有料サイト利用料金など252件
借金の返済181件
傷害事件などの示談金45件
訴訟関係の費用24件

この一覧を暗記する必要はありません。 見てほしいのは、口実がこれだけ幅広いという事実のほうです。

実際に、こう言われています

名前だけでは、届いたときに気づけません。警察庁が公開している文言を、届く順に並べます。

① 有料サイトの利用料金という口実(架空料金請求詐欺)

SMS有料サイトの利用料金が未納です
電話延滞料金は毎日加算される
電話◯日までに支払わないと裁判になる
電話コンビニエンスストアで電子マネーカードを購入して、カード番号を教えてください

メールで届く場合の文例:「登録料金3,000円が発生しており、現状長期未納の状態となっております」「本通達から翌日の正午までにご連絡をいただけない場合、弊社回収員による訪問回収、または弊社による少額訴訟裁判の強制執行となります」

最終的に、ギフトカードの番号を教えるように誘導されます。警察庁は、このように警告をしています。

事業者、法務省や裁判所などが(中略)コンビニエンスストアで電子マネー(プリペイドカード)を購入させることは絶対にありません

② 落とし物・示談金という口実(オレオレ詐欺)

電話会社のお金が入ったカバンを落としてしまった!今日中にお金がいるんだけど、何とかならない?
電話私も負担するので、どうにかお願いします。
電話銀行で引出理由を聞かれたら、リフォーム代とか、身内に不幸があったなどと言って、上手くごまかしてね。
電話ありがとう。自分は落とし物の届け出があって行けないので、代わりに同僚に行ってもらうね。

3つめに注目してください。 窓口で聞かれたときの答え方まで指示しています。声掛けが効いていることを、向こうも知っているということです。

※上の文言は警察庁が公開している手口の紹介から引いたものを、届く順に並べたものです。特定の事件の記録ではありません。実際には、言い回しは少しずつ変わります。

入口は違っても、最後に求められるものは同じです。 「取り戻しにくいもの」——ギフトカードの番号、暗号資産、振込。

この共通点さえ覚えておけば、指定されるものが変わっても気づけます。逆に、券種だけを覚えていると、次の手口を見落とします。

※上の表は口実の内訳であって、ギフトカードが使われた件数ではありません。警察庁は「どんな口実か」と「どうやってお金を渡したか」を別々に集計しており、その2つを掛け合わせた数字は公表されていません。どの口実でも、支払いをギフトカードで求められたら同じ結論——という読み方をしてください。

対策の側も動いている

被害の数字だけを見ていると分かりませんが、防ぐ仕組みも増えています。

「国民を詐欺から守るための総合対策」(令和6年6月18日・犯罪対策閣僚会議決定)には、次のことが明記されています。

レジで画面が切り替わったり、店員に用途を聞かれたりするのは、そう決まっているからです。疑われているわけではありません。

実際に、金融機関やコンビニでの水際対策で、2026年上半期だけで約91.9億円の被害が阻止されたと報告されています。支払う直前でも、止まれば止まります。

この下の記録の読み方

以下は、当サイトが確認した手口と、公的機関の注意喚起を日付順に並べたものです。新しいものが上に来ます。

見分け方そのもの(時期によらない判断のしかた)は扱いません。それは安全ガイドの役割です。ここは「いつ、何が出回ったか」の記録です。

手口は入れ替わります。半年前の注意喚起が、いま通用するとは限りません。 日付を見ながら読んでください。

もし「詐欺かもしれない」と感じたら、ひとりで判断せずに 消費者ホットライン 188(いやや)、または警察相談専用電話 #9110 へ。急いでいるときは 110 です。

日付べつの記録

2026年

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