クレジットカード現金化と消費者金融、どっちがマシ?コストと法的立場で正直に比較
「今すぐ現金がほしい。でも消費者金融で借りるのは、家族にバレそうで抵抗がある」。 そう考えてクレジットカード現金化に目を向ける方は多くいます。
クレジットカード現金化も、消費者金融からの借入も、どちらも実質は借金です。そのうえで、クレジットカード現金化には、隠れたコスト、カード規約への違反、法的な保護の薄さという事情があります。そのぶん、クレジットカード現金化を選んだ場合に、利用する方が不利になりやすくなります。
この記事はどちらかを勧めるものではありません。判断の前に、まず下の「相談先」も見てください。
コストと法的な立場の比較
| クレジットカード現金化 | 消費者金融・カードローン | |
|---|---|---|
| 実質コスト | 換金率の目減り+手数料。実質の負担は年利換算で非常に高くなることも | 金利が明示され、上限は法律で規制 |
| 借りすぎ防止 | なし(枠がある限り膨らむ) | 総量規制(原則、年収の1/3まで)で歯止め |
| 法的な立場 | クレカの規約違反になりうる(理由)。トラブっても救済が薄い | 貸金業法の下で法的に保護される |
| 自己破産のとき | ショッピング枠の現金化は免責不許可事由になりうる | 原則、法的手続きの対象になる |
クレジットカード現金化は、見た目の金利が0%です。 ただし、換金率の目減りと手数料が、実質の利息にあたります。 この実質の利息を年利に換算すると、金利が明示される借入より高くつく場合があります。
「業者を使わないクレジットカード現金化」とは
現金化業者を挟まずに、自分でやる形も実在します。代表的なのが、クレジットカードでアップルギフトカードを買い、買取サイトに売って現金を受け取る方法です。当サイトが換金率を記録している買取サイトは、まさにその売り先に当たります。
買取サイトの換金率(ベース率)は、当サイトの実測でおおむね80%台後半から90%前後です。額面1万円分なら、売った瞬間に1,000円前後が消えます。業者を使う現金化と違って手数料の内訳が見える、という違いはありますが、目減りすること自体は変わりません。
そして、コストより重い事情があります。ショッピング枠を換金目的で使うこと自体が、カード会社の会員規約で禁じられています。検知されると、利用停止や強制解約、残額の一括請求といった措置があり得ます。何がどう規約に触れるのかはカード会社の規約と現金化に整理しています。
不要になったギフトカードを売ること自体は違法ではありません。ただ、売るために買う(換金目的で買う)と、規約の線をまたぎます。この区別は買取と現金化はどう違うのかに書きました。当サイトは、業者を使う形も、自分でやる形も、どちらも勧めません。目減りと規約リスクを引き受けてでも現金が要る状況なら、その前に下の相談先を見てください。
家族に知られたくない場合について
クレジットカード現金化を使っても、誰にも分からないままとは限りません。 カード会社は、不自然な利用を検知することがあります(仕組み)。 どの方法を選んでも、何らかの痕跡は残ります。
借りる前に頼れる相談先
クレジットカード現金化と消費者金融のどちらを選ぶかを決める前に、借りずに済む方法があります。 また、返済の負担を軽くするための相談先もあります。
- 消費者ホットライン「188」(最寄りの消費生活センター)
- 法テラス(無料の法律相談。多重債務・生活の相談も)
- 各自治体の生活・家計の相談窓口、生活福祉資金などの公的な貸付制度
くわしくはお金に困って現金化を考える前ににまとめました。
まとめ
- 消費者金融を避けるためにクレジットカード現金化を選ぶと、隠れたコストとカード規約への違反があるぶん、かえって損をしやすくなります。
- クレジットカード現金化にも痕跡は残ります。そして、法的な保護は薄くなります。
- 急ぐ前に、188・法テラスなどの相談先をまず頼ってください。
本記事は一般的な情報提供であり、個別の法律・金融の助言ではありません。