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買取サイトの「古物商許可番号」を自分で確認する方法|怪しい業者の見分け方

公開:2026/8/3 / 著者:ギフトカード総研編集部かりん

アップルギフトカードを売る前に、「このサイト、ちゃんとした業者なのかな」と不安になったことはありませんか。

安全な業者かどうかを見分ける手がかりのひとつが、古物商許可の番号です。もうひとつは率で、示された率が今日の買取相場から大きく離れていないかを見ます。相場そのものの動きはアップルギフトカードの買取率が下がったときに記録しています。 とはいえ、「番号がどこに書いてあるのか」「その番号を自分でどう確かめるのか」までは、意外と知られていません。

😟 「古物商許可番号」って書いてあるけど、これって自分で確かめられるものなんですか?
🍎 はい、ある程度は自分で照らし合わせられます。ただ「番号が無い=即あやしい」とも限らないので、見方と、番号以外もあわせて見るコツを順番に説明しますね。

そもそも「古物商許可」とは?

古物商許可とは、中古品(古物)を売買・交換する事業を行うときに、各都道府県の公安委員会から受ける許可のことです。古物営業法という法律にもとづくもので、盗品の流通を防ぐ目的があります。中古品を反復して買い取って売る商売には、本来この許可が必要とされています。

⚠️ 「番号が無い=違法・詐欺」と即断しない物理的なカードの買取と違い、eメールタイプ(コード番号のみ)のデジタル取引は、古物営業法の対象外という見方もあります。そのため、デジタルコード専門の業者では許可番号が掲載されていないこともあり、それだけで「違法」「詐欺」と断定はできません。番号はあくまで手がかりのひとつと考えてください。

このあたりの考え方はアップルギフトカードの買取と古物商許可の関係でもう少しくわしく整理しています。

古物商許可番号の「見方」

古物商許可番号は、12桁の数字で表されるのが基本です。サイト上では、次のような形で書かれます。

見るときは、「どこの公安委員会が出した許可か」と「12桁の番号」がセットになっているかを確かめてください。頭の数字には許可した都道府県などを示す意味合いがあり、たとえば東京都なら「東京都公安委員会」と明記されます。

表記を「部品」に分けて読む

一見すると長い文字列ですが、分解すると4つの部品でできています。

部品何が読み取れるか欠けていたら
①公安委員会名東京都公安委員会どの都道府県が許可を出したか番号だけでは発行元をたどれません。まず気づきたい欠落です
②「許可」「第〜号」許可 第…号正式な許可の表記形式か定型から外れた書き方です。単なる省略のこともあります
③12桁の数字3◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯個別の許可を特定する番号桁数不足は誤記の可能性があります。ページ間で見比べてください
④名義(会社名)株式会社◯◯許可の持ち主と運営者が同じか特商法表記の会社名と照らし合わせてください

数字の内訳については、頭のほうが許可を出した公安委員会(都道府県)、続く部分が許可の種別や取得時期、末尾が連番、という形で説明されることが多い番号です。ただし、この内訳を覚えても、確認の精度はほとんど上がりません。

暗記より「一貫性」を見る実務で効くのは、数字の意味ではなく表記が一貫しているかです。①公安委員会名が書かれているか ②12桁そろっているか ③フッターと特商法ページで同じ番号・同じ会社名になっているか。この3点だけで、たいていの違和感は拾えます。
許可番号が載っている場所多くの場合、次のいずれかに記載されています。
特定商取引法にもとづく表記(特商法表記)のページ
会社概要・運営会社情報のページ
③サイト最下部のフッター
まずはこの3か所を探してみてください。

実例で読む「こう書いてあったら、こう読む」

実際のサイトでは、定型から外れた書かれ方も目にします。よくある5つのパターンを、読み方とセットで並べます。5つのどれも、それだけで「即クロ」「即シロ」の判定にはなりません。

① 「東京都公安委員会 許可 第3◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯号」と書いてある → もっとも標準的な形です。発行元と12桁がそろっており、部品としては満点です。ここまで確認できたら、次は名義(会社名)が特商法表記と一致しているかに進みます。番号がきれいなことと、会社の実体が確かめられることは別の話だからです。

② 「古物商許可番号:第123456号」とだけ書いてある → 公安委員会名がなく、桁数も足りていません。しかし、桁数の不足は、担当者の入力ミスや、途中を省略した表記であることも珍しくありません。同じサイトの別ページ(会社概要・フッター)に完全な形で載っていないか探してください。それでも見当たらなければ、問い合わせて聞くのが早道です。

③ どこにも許可番号の記載がない → ここで慌てないでください。eメールタイプ(コードのみ)を専門に扱う場合、古物営業法の対象外という見方があるため、そもそも取得していないことがあります。記載が見当たらないときは、番号の代わりに、特商法表記がそろっているかを見てください。会社名・所在地・連絡先・責任者が確認できれば、番号が無いことだけを理由に避ける必要はありません。

④ 会社の所在地は大阪なのに「東京都公安委員会」と書いてある → 所在地と公安委員会の都道府県が違うことも、それだけでおかしいとは言えません。許可は営業所の所在地を管轄する公安委員会が出すため、本社と営業所が別の場所にある、取得後に移転した、といった事情でずれることがあります。ずれの説明がつかないほど記載全体がちぐはぐなときに、はじめて問題になります。

⑤ 許可証の写真が画像で貼ってある → 画像そのものは、真偽を確かめる材料にはなりません。見るべきなのは、画像内の名義・番号が、テキストで書かれた会社名・番号と一致しているかどうかです。文字が読めないほど粗い、名義が別会社になっている、といったときは、テキスト表記のほうを基準に判断します。

🔰 ②みたいに桁が足りないと、もうダメなのかと思ってしまいます…。
🍎 気持ちは分かります。でも表記のゆれは、悪意より単純なミスのほうが多いんですよ。だから「1か所で判定しない」。別ページを見る、それでも分からなければ聞く。この2段構えでいきましょう。

自分で照らし合わせて確認する手順

番号を見つけたら、次は「その番号が実在の許可と結びついているか」「サイトに書かれた会社名・住所と食い違っていないか」を、自分で照らし合わせていきます。

1
まず番号の所在を確認します。特商法表記・会社概要・フッターに、公安委員会名+12桁の番号がそろって書かれているかを見ます。番号だけで公安委員会名が無い、桁数が足りない、といった場合はメモしておきます。
2
発行元の公安委員会を確認します。「◯◯県公安委員会」の部分が、後述する会社の所在地とかけ離れていないかを見ます(本社が別地域でも支店許可などのケースはありますが、まずは違和感の有無を確認)。
3
公開情報で照合できる範囲を調べます。古物商の許可情報は、各都道府県警察や公安委員会が案内しており、「古物商許可業者の一覧」や情報公開の窓口が用意されている場合があります。お住まいの、または業者所在地の都道府県警のサイトで「古物商」を確認し、照合できる範囲で名称・番号を照らし合わせます。
4
記載の会社名・住所と一致するかを見ます。特商法表記の運営会社名・所在地と、許可の名義がちぐはぐでないかを確認します。会社名も住所も実在が確認できないのに番号だけある、という状態は要注意です。
5
無い・あいまいなら、慎重に進めます。番号が見つからない、桁数が合わない、公安委員会名が無い、といった場合は「即クロ」と決めず、他の判断材料とあわせて慎重に進めます。デジタルコード専門で番号が無いケースもあるためです。
📌 照合できる範囲には限界がある公開されている古物商情報は、都道府県ごとに公開のしかたや範囲が異なり、すべての番号をその場で完全照合できるわけではありません。「一致を確認できた=安全」「確認できない=危険」と白黒つけず、あくまで手がかりのひとつとして扱ってください。

特商法表記とセットで見ると、精度が上がる

許可番号の確認がむずかしいのは、個人の側では真偽を突き止めきれないからです。だからこそ、同じページに並んでいることの多い特定商取引法にもとづく表記とセットで見ると、判断の精度が上がります。

見る項目確認したいこと
会社名「株式会社」などの法人格まで書かれているか。許可の名義と同じか
所在地番地・建物名・部屋番号まであるか。「◯◯市内」のような曖昧さがないか
連絡先電話番号かメールアドレスがあり、実際に連絡が取れる形か
責任者名運営責任者の氏名が書かれているか
取引条件手数料・キャンセル・買取不成立時の扱いが説明されているか
📌 「番号あり・会社の実体なし」がいちばん気になる形番号は文字列なので、書くだけなら誰にでも書けます。一方、会社名・所在地・連絡先・責任者を一式そろえて書き、それが互いに矛盾しない状態をつくるのは、それなりに手間がかかります。だから「番号がない」より「番号はあるのに運営者情報が薄い」ほうを、より気にしてください。

番号があっても分からないこと

許可の確認で分かることには、はっきりした限りがあります。分かることと分からないことの線引きをしておくと、過信も過剰な不安も避けられます。

⚠️ 「許可=お墨付き」ではない公安委員会の許可は、その事業者を推薦したり、取引の安全を保証したりするものではありません。入口の審査を通ったという事実にとどまります。「許可があるから大丈夫」と読み替えないでください。

見当たらないとき、落ち着いて進めるには

番号が見つからないとき、書き方があいまいなときは、次の順で進めると、感情に振り回されずに済みます。

1
サイト内をもう一度、3か所だけ探します。特商法表記・会社概要・フッター。この3か所は、書かれる場所が決まっています。それでも、探し漏れは意外と多く起こります。スマートフォンではフッターが折りたたまれていることもあります。
2
扱っているのが「コードだけ」かを見ます。申込フォームがコード番号の入力だけで完結し、カードの郵送を受け付けていないなら、対象外という見方に立つ業者である可能性があります。この場合、番号の不在は不自然ではありません。
3
特商法表記の充実度に切り替えて見ます。番号で判断できないぶん、会社名・所在地・連絡先・責任者の4点がそろっているかを軸にします。ここが薄いなら、番号の有無にかかわらず見送る判断ができます。
4
気になれば、そのまま問い合わせます。「古物商許可は取得されていますか」と聞くだけで構いません。返答の具体性そのものが判断材料になります。答えずに率の高さだけを押してくる、返信が来ない、といった反応であれば、そこで手続きを止める理由になります。
🔰 売る前に業者へ質問するのって、なんだか気が引けます…。
🍎 遠慮しなくて大丈夫ですよ。ちゃんと運営しているところほど、こういう質問には慣れています。そして何より、売る前に一度やり取りしておくと、いざというときの連絡先が分かる。それだけでも聞く価値があります。

番号だけで判断せず、総合的に見る

古物商許可番号は、安全性を測る「ものさしの1本」にすぎません。番号があっても油断は禁物ですし、番号が無くても(デジタル取引なら)ただちにアウトとは限りません。次の点をあわせて、総合的に見てください。

このうち「換金率の妥当性」は、少しコツが要ります。サイトに大きく出ている数字は、ベース率にLINEクーポン(およそ+0.5〜1%)を足した「表示率」であることが多いためです。さらに、初回買取率と2回目以降買取率で条件が分かれていることもあります。

📌 率は「条件をそろえて」見る表示率どうしを並べても、片方はクーポン込み・片方はベース率のまま、ということが起こります。クーポンを含むのか初回買取率なのか2回目以降買取率なのか。この2点をそろえてから比べてください。そのうえで、相場から明らかに浮いている数字だけを「気になるサイン」として拾えば十分です。各サイトのベース率は今日の換金率の比較で確認できます。
🤔 番号があるかどうかだけ見ればいいと思ってました…。
🍎 番号は大事な手がかりですが、それ一本に頼るとかえって危ういんです。会社情報・連絡先・相場・先払いの有無、この合わせ技で見ると、ぐっと見分けやすくなりますよ。

こうした「番号以外もふくめた総合チェック」のやり方は、買取サイトの選び方騙されない・損しない安全ガイドに、チェックリストの形でまとめています。あわせて読むと、判断の軸がはっきりします。

なぜ「許可制」なのかを知ると、見方が変わる

古物商許可の目的は、盗品が中古市場に紛れ込むのを防ぐことにあります。だから許可を受けた事業者には、取引の相手を確かめる・記録を残すといった義務が伴うとされています。許可制の目的を知っておくと、二つのことが腑に落ちます。

ひとつは、買取サイトで本人確認を求められる理由です。「面倒だな」と感じる手続きは、正規に運営している側ほど省けない部分です。本人確認をいっさい求めない業者のほうが、かえって不自然と考えたほうが安全です。

もうひとつは、出所の分からないカードは売れないということです。拾ったカード、経緯を説明できないカードは、区分の話以前に売却の対象になりません。正規の業者ほど、そうした持ち込みには慎重です。

3分でできる最短チェック時間がないときは、この順に見るだけでも十分です。
特商法表記を開く:会社名・所在地・連絡先・責任者の4点がそろっているか
許可番号を探す:あれば公安委員会名と12桁がそろっているか、名義が会社名と一致するか
率を条件ごとに見る:クーポン込みか、初回買取率か2回目以降買取率か
先払いの要求がないか:保証金・手数料の前払いを求める記載がないか
この4つを通して違和感がなければ、番号の照合まで到達できなくても、判断の材料としては足ります。

まとめ:番号は「入口」、決め手は総合判断


参考(出典)

よくある質問

Q古物商許可番号が書かれていない買取サイトは、避けたほうがいいですか?
A番号がないという一点だけで切り捨てる必要はありません。物理カードの買取には古物商許可が必要とされる一方で、eメールタイプ(コードのみ)は古物営業法の対象外という見方もあるためです。見るべきは「番号の有無」よりも運営者情報(特定商取引法にもとづく表記)がそろっているか。会社名・所在地・連絡先・責任者が確認でき、記載どうしが食い違っていなければ、番号がなくても落ち着いて判断できます。逆に、番号は載っているのに会社の実体が確認できないほうが、気になる状態です。
Q許可番号は、自分で完全に照合できますか?
A完全にはできない、と考えておくのが正確です。古物商の許可情報は各都道府県の警察・公安委員会が扱っており、公開のしかたも範囲も地域によって異なります。そのため「一覧で番号を打ち込めば即座に真偽が分かる」という性質のものではありません。個人の側でできるのは、表記の整合性を見ること(公安委員会名があるか、桁数がそろっているか、名義が特商法表記の会社名と一致しているか)が中心になります。照合できないことを「危険の証拠」と受け取らないでください。
Q12桁の数字には、どんな意味がありますか?
A一般には、頭のほうの数字が許可を出した公安委員会(都道府県)を、続く部分が許可の種別や取得時期を、末尾が連番を表すという形で説明されることが多い番号です。ただし、この内訳を暗記しても確認の精度はほとんど上がりません。実務で効くのは①公安委員会名が書かれているか ②12桁そろっているか ③サイト内の別ページと表記が食い違っていないかの3点です。数字の意味より、表記が一貫しているかを見てください。
Q会社の住所と、書かれている公安委員会の都道府県が違います。おかしいですか?
Aただちにおかしいとは言えません。許可は営業所の所在地を管轄する公安委員会が出すため、本社と営業所が別の県にある、取得後に移転した、といった事情でずれることはあります。気にすべきなのは「ずれていること」そのものではなく、ずれの説明がつかないほど記載がちぐはぐなときです。会社名・所在地・連絡先のどれもが実在を確かめにくいのに番号だけがある、という組み合わせのほうが要注意です。
Q許可番号がしっかり載っていれば、入金トラブルは起きませんか?
A残念ながら、そこまでは保証しません。許可が示すのは「審査を経た事業者が実在する」という手がかりであって、今日の取引条件や入金の確実さを担保するものではありません。実際、事業をやめたあともサイトの表記だけが残っている、といったこともありえます。番号は入口として使い、換金率が相場から極端に外れていないか先払いを求めてこないかまで見て決めてください。詳しくは安全ガイドにまとめています。
Q番号が見当たらないとき、業者に直接聞いてもいいですか?
A問題ありません。むしろ返ってきた答えそのものが判断材料になります。「物理カードは扱っていないので取得していない」「◯◯公安委員会で取得しており、特商法ページに記載がある」といった具体的な返答なら、話の筋が通っています。逆に、質問に答えず率の高さだけを押してくる、返信が来ない、といった反応であれば、そこで手続きを止めるだけの理由になります。判断の軸は買取サイトの選び方にも整理しています。