アップルギフトカードの現金化とは|安全な方法と、危ない現金化
「アップルギフトカードを現金化したい」。 そう検索してこのページにたどり着いたあなたは、たぶん次のどちらかです。
- 使わないアップルギフトカードが手元にあって、現金に換えたいと思っています
- クレジットカードでギフトカードを買って、それを売ってお金を作れないかと考えています
この2つは、同じ「現金化」という言葉で呼ばれていますが、中身も安全性もまったく別です。 2つを混ぜたまま進むと、不要なカードを売る側では手取りが減ります。 そして、クレジットカードで買って売る側では、思わぬトラブルにつながります。
「現金化」には、2つの意味があります
言葉は同じでも、指しているものが違います。
| ① 不要なカードを売る | ② クレカで買って売る | |
|---|---|---|
| やること | 余ったカードを買取に出す | カードを買ってすぐ売る |
| お金の出どころ | もともと自分のカード | クレジットの借金 |
| 安全性 | ふつうの中古品売買 | 規約違反・法的リスクあり |
①は、いらなくなった本を古本屋に売るのと同じです。自分が持っているカードを自分で売るので、まっとうな取引です。 ②は、名前が似ているだけで、中身は別物です。
① 安全な現金化=不要なアップルギフトカードを「売る」
もらったまま使っていないアップルギフトカードや、買いすぎて使い切れないアップルギフトカードは、買取サイトに売れば現金になります。ただし、売れるのはApple Account残高に取り込む前の未使用コードだけです。 古物商の許可を持つ業者が、利用者から買い取ったカードを再販します。 そのため、換金率は100%にはならず、90%前後が目安です。
やることは、拍子抜けするくらいシンプルです。
コツは1つだけです。売る直前に、複数の買取サイトを開いて、最新の率を見比べてください。 換金率は毎日動きますし、買取サイトによって数ポイント違います。1週間前の情報のまま決めると、地味に損をします。 当サイトは各サイトのベース率(LINE登録やキャンペーンの上乗せを含まない素の率)を記録しているので、今日の換金率の比較で、自分の額面を入れて手取りを確かめてから決めてください。
売る先は、買取業者と個人間マーケットの2つです。 どちらが自分に向くか、相場はどのくらいか、安全な手順はどうなるかは、アップルギフトカードを換金するには?(方法・相場・手順)でくわしく比べています。
どこを選ぶか迷ったら、安全な買取サイトの選び方と、騙されない・損しない安全ガイドに、見分け方をまとめています。
② 手を出すと危ない現金化=クレカで買って、売る
クレジットカードで買って売る方法は、「クレジットカード現金化」と呼ばれます。 クレジットカードでギフトカードを買って、すぐに売ります。そして、手元に現金が残ります。
一見、うまい話に見えます。 しかし、手元に残った現金は、クレジットカードの利用枠、つまりあとで返す借金です。 しかも、買った額より安く売るので、必ず目減りします。手数料を払って借金を作っている、というのが実態に近いんですね。
クレジットカードで買って売る方法は、仕組みからしておすすめできません。理由は3つあります。
- カード会社の規約違反:多くのカードは現金化目的の利用を禁止していて、見つかると利用停止・一括返済になり得ます。
- 法的なリスク:高金利の貸付とみなされて摘発された事例もあります。「物を売買しているだけだから合法」という説明を、うのみにしないほうが安全です。
- 抜け出しにくい:一度始めると、返済のためにまた現金化する、自転車操業にはまりやすい構造です。
規約の細かい話はクレカでギフトカードを買って現金化するのは規約違反?にまとめました。 ①(自分のカードを売る)と②(クレカで買って売る)は別物、という整理は買取と現金化の違いがくわしいです。
バレるのか、違法なのか
Q. 現金化ってバレるの? ①の「自分の不要なカードを売る」は正当な取引ですから、知られて困る話ではありません。 気にしているのは、たぶん②のほうですよね。②は、カード会社が利用パターンを見ているので、気づかれることがあります。バレない方法を探すより、そもそも手を出さないほうが安全です。
Q. 違法なの? ①は合法です。②は「即・違法」と一概には言えないものの、貸金業法との関係で問題になり、利用者側もリスクを負うケースがあります。判断が分かれる方法に、そこまでのリスクを負って手を出す理由は、ほとんどありません。
Q. お金に困っていて、今すぐ現金がいる その状況で②に手を出すのは、いちばん危ない選択です。 お金を借りる前に頼れる公的な支援や相談先があります。まずは、公的な窓口を見てほしいです。
ミニ事例集:あなたはどっちに近い?
① もらったカードが引き出しに眠っている → ①の安全な現金化です。売る直前に今日の率を見比べて、手取りで選べば大丈夫です。
② 額面を間違えて多く買ってしまった → これも①にあたります。自分のお金で買った不要品を手放すだけ、と考えて構いません。
③ 今月の支払いが足りないので、カード枠でギフトカードを買って売ろうと思う → ②にあたります。目減りしたうえで、満額の請求が戻ってきます。先に公的な相談先を確認してください。
④ 「ギフトカードを買って番号を送れば手続きできます」と言われた → ギフトカードを買って番号を送るよう指示する連絡は、詐欺の典型的な手口です。公的機関や大手企業が、支払いをギフトカードで求めることはありません。
まとめ:あなたの「現金化」はどっち?
- もう持っているカードを現金にしたいだけなら、①にあたります。今日の換金率を比較して、高くて安全なところに売りましょう。
- これから買ってお金を作ろうとしているなら、②にあたります。目減りするうえにリスクが高いので、立ち止まってください。
「現金化」という同じ言葉でも、①と②では手元に残るものが違います。①では、使わないカードが現金に変わるだけです。②では、現金が手元に残る一方で、クレジットカードの返済も残ります。 すでに手元にあるカードを売るのか、これから買って売るのか。ここさえ間違えなければ、損もトラブルも避けられます。
お金の工面のために②を考えているなら、現金化と消費者金融、どちらが不利かで条件を並べて比べています。急ぐ前に、目を通してください。