アップルギフトカードの使い道がないとき|使わない人の3つの選択肢
もらったけれどAppleを使わないなら、扱いは「使う/譲る/売る」の3択に整理できます。少しでもAppleを使うならiCloud+やサブスク代に充てるのがムダがなく、使う予定も譲る相手もなければ、不要品として買取サイトで売って現金にするのが合理的です。アップルギフトカードはAppleの中だけで使え、現金の代わりにはならないため、放置すればそのまま眠ります。
プレゼントやキャンペーン、ポイント交換などで、アップルギフトカードをもらうことがあります。 Appleをあまり使わない場合、もらったカードはどうするのがよいでしょうか。
アップルギフトカードは「Appleの中だけ」で使える
アップルギフトカードは、App Storeやサブスク、iCloud、Apple製品の購入などに使えますが、 Appleのサービス・製品の中だけです。現金の代わりにはならず、他店では使えません。 (詳しくはアップルギフトカードの使い道)
つまり、Appleを使わない人にとっては、使い道が限られます。
使えるのは、次の範囲です。
- アプリ・ゲーム・アプリ内課金(App Store)
- サブスクの月額(Apple Music、TV+、Arcade、iCloud+ など)
- 本や映画などのデジタルコンテンツ
- Apple製品やアクセサリの購入代金
コンビニの支払いにも、ほかの通販にも、公共料金にも回せません。これが、Appleを使わない人の手元でアップルギフトカードが眠りやすい理由です。
すでに登録してしまった場合や、残高が一部だけ残っている場合にどうなるかは、未使用じゃないと売れない?で状態ごとにまとめています。
「使わない」にも3つのタイプがある
ひとことで「Appleを使わない」と言っても、実際の状況は少しずつ違います。状況を3つに分けると、次のようになります。
| あなたの状況 | 向いている扱い | ひとこと |
|---|---|---|
| たまにでもAppleを使う(iPhone/iPadがある) | 使う | サブスクなど「どうせ払う支払い」に充てるとムダがない |
| 自分は使わないが、家族・友人にAppleユーザーがいる | 譲る/使ってもらう | 未使用のまま渡すのが基本 |
| 自分も周りも使わない | 売る | 眠らせるより、不要品として現金に換えるほうが合理的 |
額面の価値をいちばん減らさない順番は、「使う → 譲る → 売る」です。Appleの中で使えば、額面まるごとが価値になります。売れば、手取りは相場ぶんに目減りします。使わずに眠らせれば、価値はゼロのままです。
選択肢1:使う(活用する)
Appleを少しでも使うなら、次のような活用ができます。
- iCloud+の月額支払いに充てる(写真のバックアップなどで地味に便利)
- Apple Music/TV+などのサブスク代に
- 家族がAppleユーザーなら、残高を使ってもらう
コツは「どうせ払う支払い」に充てること
活用のために新しく欲しいものを探すと、たいてい逆効果になります。要らないものを買ってしまえば、額面を使い切れたとしても、手元に残る価値は下がります。
おすすめは、もともと払う予定だった支払いに充てる方法です。たとえば、次のような支出です。
- 毎月のクラウドストレージ代(写真がいっぱいで、そろそろ増やしたい人)
- すでに契約している音楽・動画のサブスク代
- 子どもが使うアプリや、家族で使っているアプリの支払い
こうした支出は、ギフトカードがあってもなくても出ていくお金です。もともと払う予定だった支払いにアップルギフトカードを充てれば、額面の100%が家計の助けになります。
額面別・使い切りの目安
「金額が大きいと使い切れないのでは」という不安もよく聞きます。額面ごとの目安は、次のとおりです。金額はあくまで例で、各プランの料金は変わることがあるため、実際の料金はご自身で確認してください。
| 額面 | 現実的な使い道の例 | 使い切りやすさ |
|---|---|---|
| 1,000〜3,000円 | アプリ課金、電子書籍、数か月ぶんのストレージ代 | 使い切りやすい |
| 5,000円 | サブスク1本を半年〜1年ぶん | だいたい使い切れる |
| 10,000円 | サブスク数本を1年ぶん/アクセサリの購入 | 使う人なら問題なし |
| 30,000円以上 | 端末やPCを買うときの一部に充当 | 買う予定がなければ持て余しやすい |
額面が大きいほど「使う」の難易度は上がります。3万円・5万円といった金額をもらって、Appleで買う予定が特にないなら、無理に使い道をひねり出すより、譲る・売るを検討したほうが素直です。
選択肢2:人に譲る・プレゼントする
自分で使わないなら、Appleユーザーの家族や友人に譲るのも手です。 ちょっとしたお礼やプレゼントにも使えます。
渡すときは、未使用のままにしておいてください。一度チャージすると、額面はあなたのApple Account残高に移り、ほかの人には渡せなくなります。
譲るときに気をつけたいこと
選択肢3:売って現金にする(正当なリセール)
「使う予定がない・譲る相手もいない」なら、 不要なギフトカードを買取サイトで売って現金にするという選択肢があります。
- ギフトカードを売ることは、あなたが正当に保有する不要品を売る行為で、 クレジットカードの現金化とは別物です。
- 一度きり、余ったものを売る分には、後ろめたさのいらない普通のリセールです。
売ることに気が引ける方は、売っていい理由(罪悪感なく手放す考え方)もどうぞ。 実際に売る場合は、安全なサイトの選び方と 高く売るコツを確認してから。
相場と、手取りの考え方
買取の相場は、9月2日時点の実測で額面の82.0%から85.0%です。額面との差は、買い取る側が在庫や決済のリスクと手数料を負担しているぶんです。リセール全般に共通する水準と考えると、しっくりきます。
額面ごとの手取りは、次のようになります。いずれも例・目安で、実際の率は日々動きます。
| 額面 | 買取率85%なら | 88%なら | 90%なら |
|---|---|---|---|
| 5,000円 | 約4,250円 | 約4,400円 | 約4,500円 |
| 10,000円 | 約8,500円 | 約8,800円 | 約9,000円 |
| 30,000円 | 約25,500円 | 約26,400円 | 約27,000円 |
| 50,000円 | 約42,500円 | 約44,000円 | 約45,000円 |
計算式は、額面 × 買取率 = 手取りです。振込手数料などが差し引かれる場合もあるため、最終的な入金額は申込画面の表示で確かめてください。
額面より減るのは「損」なのか
売ると額面より減る、と聞くと損した気分になるかもしれません。しかし、比べる相手は「眠らせたままの状態」です。使う予定のないカードを引き出しに入れておけば、価値は0円のまま動きません。そこから見れば、額面10,000円で8,200〜8,500円の現金は大きなプラスです。
一方で、Appleで使う予定が少しでもあるなら、使うほうが有利です。だからこそ、検討する順番は「使う → 譲る → 売る」になります。
売ると決めたときの流れ
安全面の見極め方は安全なサイトの選び方、手取りを少しでも上げる工夫は高く売るコツにまとめています。
こんなときどうする?(場面別)
① 職場のキャンペーンで5,000円ぶんもらった/自分はAndroid → 家族や友人にiPhoneユーザーがいれば、譲るのがいちばん早い解決です。いなければ、金額も小さいので売って現金にするのが素直でしょう。
② 親戚から3万円ぶんもらった/iPhoneは使うがサブスクは未加入 → まず「これから払う予定の支払い」を洗い出します。1枚のコードは全額まとめて残高に入るので、「半分だけ使う」はできません。使い切れるかどうかを先に見極めてから決めましょう。
③ ポイント交換でアップルギフトカードにしたが、使い道がなかった → 交換した時点では元に戻せません。未使用なら、売る選択肢が残っています。次回からは、交換先を決める前に「自分はAppleで使うか」を確認しておくと安心です。
④ 家族にiPhoneユーザーがいる → いちばんムダの出ない形です。未使用のまま渡して、家族のアカウントでチャージしてもらいましょう。あなたのアカウントに入れてしまうと、もう渡せません。
⑤ もうチャージしてしまった → 残念ながら、原則として現金には戻せません。ここからは「どう使い切るか」に切り替えます。サブスクや、家族で使うアプリの支払いなど、どうせ出ていくお金に充てるのが現実的です。
⑥ 高額をもらって、正直ちょっとこわい → 金額が大きいほど、扱いは慎重に。まとめて売る場合、上限や本人確認の条件はサイトごとに違います。焦らず、未使用のまま条件を確認してから動きましょう。
どう選ぶ?
- 少しでもAppleを使う方は、チャージして使うのがいちばんムダがありません
- 自分は使わないけれど譲る相手がいる方は、未使用のままプレゼントしてください
- 使う予定も譲る相手もない方は、売って現金にしてください
3つの選択肢を横に並べると、次のようになります。
| 選択肢 | 向いている人 | 受け取れる価値の目安 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 使う | iPhone/iPadを使う人、サブスク契約がある人 | 額面の100% | 使い道を無理に作ると逆効果。登録すると売れなくなる |
| 譲る | 周りにAppleユーザーがいる人 | 相手にとって額面の100% | 未使用のまま渡します。知らない相手には渡しません |
| 売る | 自分も周りも使わない人 | 9月2日時点の実測で82.0%〜85.0% | 未使用のうちに。率は条件(クーポン・初回か否か)で変わる |
迷ったら、上から順に検討してください。自分が使えるなら使う、自分は使わないけれど渡せる人がいるなら譲る、どちらも当てはまらないなら売る、という順番です。
まとめ
- アップルギフトカードは、Appleの中だけで使えます。使わなければ、価値は眠ったままです。
- 選択肢は、使う・譲る・売るの3つです。額面の価値を減らさない順番も、この順です。
- チャージすると、原則として現金には戻せません。迷っている間は登録しないでください。未使用のままなら、使う・譲る・売るのどれにも進めます。
- 使うなら、もともと払う予定だった支払いに充ててください。使い道を無理に作ると本末転倒です。
- 使い道がなければ、正当に売って現金化するのも合理的な選択です。相場はアップルギフトカードの買取率が下がったときで毎日記録しています。
売ると決めたら、アップルギフトカードの換金率を各サイトで比較して、手取りがいくらになるか確かめてください。