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アップルギフトカードをプレゼントする前に|相手が使わない可能性も考えて選ぶ

公開:2026/7/14 / 更新:2026/8/3 / 著者:ギフトカード総研編集部かりん

誕生日や、ちょっとしたお礼に。金額を1,000円単位で選べますし、コンビニでもすぐ買えます。アップルギフトカードがプレゼントに選ばれるのは、この手軽さからですよね。

でも、レジに向かう前に、10秒だけ考えてほしいことがあります。贈る相手は、そもそもiPhoneやMacを使っていますか。

🙂 手軽だからアップルギフトを贈ろうと思うけど、これで喜んでもらえるかな?
🍎 一つだけ確認しましょう。使えるのはAppleのサービスと製品の中だけです。ですから、相手がiPhoneやMacを使っているかどうかがポイントになりますよ。

アップルギフトカードは「Appleユーザー専用」の贈り物

アップルギフトカードが使えるのは、App Storeのアプリ課金、Apple MusicやiCloudのサブスク、そしてiPhoneやiPadといったApple製品の購入くらいです。つまり、Appleのサービスと製品の中だけで通用するお金です(アップルギフトカードの使い道)。

贈る相手がAndroidスマホを使っている人だったら、5,000円分もらっても使うあてがほとんどありません。スーパーでもガソリンスタンドでも使えませんから、引き出しの奥で眠ることになりがちです。

「手軽だから」で選んだはずが、相手を困らせてしまいます。よくある、ちょっと切ない行き違いです。

チャージした残高が使えるのはAppleの中だけですアップルギフトカードは、チャージするとApple Account(旧Apple ID)の残高になります。この残高はアプリの課金・サブスクの支払い・Apple Storeでの製品購入などに使えますが、コンビニでの買い物や、他社のサービスには使えません。「Appleの中でだけ通用する商品券」とイメージすると分かりやすいです。

「iPhoneを持っている=喜ばれる」とも限らない

相手がiPhoneユーザーであっても、アプリに課金しない、サブスクにも入っていない、という人は珍しくありません。課金もサブスクもしない人にとって、もらった残高は「いつか端末を買い替えるときの足し」くらいの位置づけになります。そのため、しばらく使われないままになることがあります。

使わないことが悪いわけでは、まったくありません。ただ、「渡した翌日にうれしそうに使ってくれる」場面を想像しているなら、少しだけ期待とズレるかもしれません。

逆に、次の3タイプには高い確率で刺さります。

贈る前に、この3つだけ確認しませんか

渡す相手の顔を思い浮かべながら、チェックしてみてください。

3つとも「うーん、自信ない…」なら、無理にアップルギフトカードにこだわらなくて大丈夫です。相手が自分で使い道を選べるギフト(現金に近いものや、選べるカタログ型)のほうが、素直に喜ばれることもあります。

😅 3つとも自信ないかも…やっぱりアップルギフトはやめておいた方がいい?
🍎 無理にこだわらなくて大丈夫です。相手が自分で使い道を選べるギフトのほうが、素直に喜ばれることもありますよ。

迷ったときのチェック表

もう少し丁寧に確かめたいときは、この表を上から見ていってください。「いいえ」が多いほど、別のギフトのほうが無難だという合図です。

確認すること見るポイント「いいえ」だったら
相手のスマホはiPhone?写真や通話画面、メッセージのやりとりの見た目Androidなら使えないので、別のギフトへ
アプリ課金やサブスクを使う?ゲーム・音楽・動画の話題が出るか使わないなら、残高が眠りやすい
相手の国・地域は日本?海外在住だったり、海外のアカウントを使っていないか国・地域が違うと使えないことがある
いつまでに渡す?当日必要か、郵送で間に合うか当日ならeメールタイプが安心
金額の見当はついている?使い道から逆算できているか後述の「金額の目安」を参考に
聞きにくいときの、やわらかい確かめ方「iPhone使ってる?」と直球で聞くのが気まずいなら、「AirDropで写真送っていい?」と持ちかけてみる、共有アルバムに誘ってみる、といった方法があります。「それ何?」と返ってきたら、Androidの可能性が高い、というくらいの目安です。もちろん、素直に本人の希望を聞けるなら、それがいちばん確実で失敗もありません。

渡し方は3通り。相手と場面で選ぶ

同じアップルギフトカードでも、渡し方によって「贈り物らしさ」も「気をつけること」も変わります。

渡し方向いている場面気をつけたいこと
実物のカード相手に手渡しでき、封筒やメッセージを添えたいときに向いています裏面が見える状態で持ち歩かないでください。渡すまで開封しないでください
eメールタイプ当日中に届けたいときや、相手が遠方のときに向いています宛先アドレスの打ち間違いに注意してください。相手の迷惑メールに入ることがあります
その場で画面やコードを見せるすぐ使ってほしいときに向いています周囲から見られやすく、いちばん事故が起きやすい渡し方です

タイプごとの違い(バリアブルを含む)は、種類の違いと売るときの注意にまとめています。

いちばん「プレゼントらしい」のは実物のカードです。デザインも何種類かありますし、封筒に入れて手渡せば、金額がむき出しになる感じも少し和らぎます。

急ぐならeメールタイプ。買ってから相手に届くまでが速く、購入元によっては送る日時を指定できるので、誕生日の朝に届くよう仕込んでおく、といった使い方もできます。ただし、宛先を一文字打ち間違えると、まったく別の人のところへ届いてしまいます。送信ボタンの前に、アドレスを声に出して読み合わせるくらいでちょうどいいです。

3つめの「その場でコードを見せる」は、手軽ですがあまりおすすめできません。

🔰 遠方の相手に郵送したいのですが、カードをそのまま封筒に入れて大丈夫ですか?
🍎 万一の郵便事故で中身がなくなると、コードごと失われてしまいます。どうしても郵送するなら追跡できる送り方に、あるいは最初からeメールタイプを選ぶほうが安心ですよ。

金額はいくらが目安? 使い道から逆算する

「いくら分にすればいいか分からない」は、贈る側の共通の悩みですよね。金額から考えるより、相手の使い道から逆算するほうが、意味のある金額になります。

相手の使い道逆算した金額の目安ひとこと
音楽サブスク(個人プランで月1,000円前後)3,000円=約3か月分/6,000円=約半年分「半年分どうぞ」と添えると気が利く
クラウド保存(月100円台のプランもある)1,500円前後で1年分に届くことも地味だが実用的。写真が多い人へ
スマホゲームの課金1,000〜3,000円少額でも十分うれしいタイプ
ケースや周辺機器5,000〜10,000円「好きなの選んで」と渡せる
端末の買い替えの足し10,000円〜目的がはっきりしている相手向け

※ここに挙げた金額は、あくまで目安です。サブスクの月額やプランの価格は時期によって変わりますし、関係性や場面によっても適切な金額は変わります。迷ったときは、相手が気を遣わずに受け取れる範囲を優先してください。

きりのいい額にすると、少し上品になります金額がそのまま相手に見えてしまうのが、ギフトカードの弱点です。3,000円・5,000円といったきりのいい額にしておくと、受け取る側も数字を意識しすぎずに済みます。「半年分」「1年分」のように用途で言い換えるのも、金額の生々しさを和らげる小さな工夫です。

コードは「見えた時点で使える」

アップルギフトカードの価値は、裏面(またはメール)に書かれたコードの文字列そのものにあります。プラスチックのカード本体には、価値がありません。

ですから、そのコードが誰かの目に触れた時点で、その人にも使える状態になります。しかも、銀行の振込のように「間違えたので取り消し」ができる仕組みではありません。むやみに怖がる必要はありませんが、扱いはお札と同じくらいに考えておくとちょうどいいです。

⚠️ 悪気なくやりがちな3つSNSに写真を上げる:「こんなの買いました」の1枚に、裏面のコードが写り込みます。②開封の様子を動画やライブ配信で撮る:スクラッチを削った瞬間が映ってしまいます。③コードをメッセージアプリでそのまま転送する:グループに誤送信したり、端末の画面を人に見られたりします。どれも、悪意がなくても起きてしまいます。

とはいえ、安全な渡し方はとても単純です。順番に見ていきましょう。

1
買ったら、そのまま封筒やケースに入れます。裏面を人に見せず、机に置きっぱなしにしないでください。それだけで大半は防げます。
2
スクラッチ(銀色の部分)は削りません。削るのは相手の役目です。贈る側が先に削ってしまうと、渡す前に見られる余地が生まれます。
3
渡すのは、落ち着いた場所にします。その場で使ってもらう必要はありません。「あとでゆっくりどうぞ」で十分です。
4
写真を撮るなら、コードが写らない角度にします。表面のデザインだけなら、まったく問題ありません。
5
レシートや購入時のメールは、しばらく保管します。「使えない」「届かない」となったときに、購入した事実を示す手がかりになります。

「サプライズの開封動画を撮りたい」という気持ちは、よく分かります。その場合は、削る前までを撮って、削るところは撮らないようにしてください。これだけで、うれしそうな表情は残したまま、コードが映り込む事故だけを避けられます。

「ギフトカードで払って」と言われて買うなら、いったん止まる

贈り物の話とは少し違いますが、同じ「カードを買いに行く」場面なので、ひとことだけ書いておきます。

誰かから「支払いはアップルギフトカードで」「コードの写真を送って」と指示されて買いに行くのなら、それは贈り物ではない可能性があります。料金の未納、当選金の手続き、パソコンの修理費、親しい人を名乗るメッセージ。理由はさまざまですが、支払い手段としてギフトカードを指定してくる相手には、まず一度立ち止まってください。

公共料金や税金、正規の修理代金の支払いに、ギフトカードのコードが使われることはありません(手口の詳しい型は「ギフトカードで払って」は詐欺のサインへ)。落ち着いて、家族や、買おうとしているお店の人にひとこと相談するだけで、たいていの行き違いは防げます。急かされているときほど、その一手間が効きます。

レジで声をかけられたらコンビニやドラッグストアで高額のギフトカードを買おうとすると、店員さんから使い道を尋ねられることがあります。あれは疑われているのではなく、お客さんを守るための声かけです。気を悪くせず、「プレゼント用です」と答えれば大丈夫です。

場面別・ミニ事例集

よくある場面を5つ挙げます。「こう考えると迷わない」という形で整理しました。

① 甥っ子・姪っ子にお年玉代わり → 親御さんにひと声かけてからにしましょう。ゲーム課金に使われることが多いので、金額は小さめ(1,000〜3,000円が目安)にしておくと角が立ちません。家庭によっては、課金そのものを制限していることもあります。

② 職場の後輩・同僚へのお礼 → 相手の機種まで把握していない場面の代表です。相手がApple製品を使っているか分からないなら、アップルギフトカードは選ばないほうが安心です。使い道を相手が自由に選べるギフトのほうが、後腐れがありません。

③ 遠方の親や祖父母へ → Apple製品を使っていても、残高をチャージする手順が分からないことがあります。渡して終わりにせず、電話ごしでもいいので、使い方まで案内してあげてください。

④ 海外に住んでいる友人へ → ここは特に注意が必要です。ギフトカードは国・地域ごとのストアに紐づくため、日本で買ったカードが相手のアカウントでは使えないことがあります。贈る前に、相手がどの国のアカウントを使っているか確かめてください。

⑤ SNSのフォロワーへのプレゼント企画 → 構造上、コードを公開の場に出しやすく、事故が起きやすい渡し方です。どうしても実施するなら、当選者にだけ個別に届けてください。画像でコードを見せる形は避けましょう。

それでも贈るなら、こう渡すと喜ばれます

もちろん、相手にドンピシャなら最高のプレゼントです。

さらに、渡すときにひとこと添えると印象が変わります。「App Storeとかサブスクに使えるやつだよ」「使い方分からなかったら聞いてね」、この一言があるだけで、相手は残高を放置せずに済みます。ギフトカードは、渡した瞬間ではなく相手が使えたときに完成する贈り物です。

買ってから「相手はAndroidだった」と気づいたら

いちばん気まずいパターンですが、まだ手はあります。

まず前提として、購入したギフトカードは原則として返品・キャンセルができません。レジを通った時点で、基本的には後戻りできないものと考えてください(購入場所によって扱いは異なることがあるので、レシートは必ず取っておきましょう)。

そのうえで、現実的な選択肢は3つです。

  1. 贈る相手を変えます。家族や友人にApple製品を使っている人がいれば、その人に回します。いちばんムダがありません。
  2. 自分で使います。自分がiPhoneユーザーなら、サブスクの支払いなどに充ててしまえば、実質的な損はほぼありません。
  3. 手放します。誰も使わないなら、不要品として買取に出すという選択肢もあります。

3つめの「手放す」について、補足します。買取に出す場合、サイトに表示されている率は、LINEのクーポンなどの上乗せ(およそ+0.5〜1%)を含んだ数字であることがあります。また、はじめて売る人向けの「初回買取率」と、「2回目以降買取率」が別に設定されている場合もあります。表示の数字をそのまま受け取らず、自分の額面だと実際にいくらになるのかを確かめてから決めてください。

もし逆に「もらったけど使わない」側になったら

ここまでは贈る側の話でした。しかし、あなた自身がAndroidユーザーで、アップルギフトカードを受け取って困っている、そんな側に回ることもありますよね。

そのときは、無理に使い切ろうとしなくて大丈夫です。使わないときの選択肢があります。人に譲ることも、買取に出すことも、立派な使い道です。

そして、贈った側の方にもうひとつだけお願いがあります。もし相手が使わずに手放したとしても、そのことを責めないでいてあげてください。使わない残高を何年も抱えているより、必要なものに変えてもらったほうが、贈った気持ちはずっと生きます。そう思えるなら、いっそ最初から、相手が自由に使い道を選べるギフトを選ぶ、という判断も十分アリです。

🔰 せっかく贈ったのに売られたら、やっぱりショックじゃないですか?
🍎 気持ちは分かります。でも、引き出しの奥で眠らせておくより、相手が本当に必要なものに変えてくれたほうが、贈り物としては幸せな終わり方だと思いますよ。

まとめ

受け取った側の使い道はもらったけど使わないアップルギフトカードの活用法にまとめました。売るとしたらいくらになるのか気になる方は、各サイトの換金率の比較をのぞいてみてください。

よくある質問

Q相手がiPhoneを使っているか分かりません。それでも贈って大丈夫ですか?
A分からないなら、無理にアップルギフトカードを選ばないほうが安心です。使えるのはAppleのサービス・製品の中だけで、Androidの人には使い道がほとんどありません。どうしても確かめたいときは、AirDropで写真を送っていいか聞いてみる、といったやわらかい確認方法があります。使える範囲は使い道と制限にまとめています。
Q買ったカードの写真をSNSに載せてもいいですか?
Aコードが写る形での投稿は避けてください。アップルギフトカードの価値はコードの文字列そのものにあり、見えた時点で他の人にも使える状態になります。振込のような取り消しはできません。表面のデザインだけなら問題ないので、「裏面とスクラッチを削ったあとは写さない」と決めておくと安全です。
Q開封の様子を動画で撮りたいのですが、大丈夫でしょうか?
A削る前までを撮って、削るところは撮らないようにします。これだけで大丈夫です。うれしそうな表情は残したまま、コードが映り込む事故だけを避けられます。あとから編集できないライブ配信では、特に気をつけてください。
Q実物のカードとeメールタイプ、どちらがいいですか?
A手渡しできて、封筒やメッセージを添えたいなら実物のカード。当日中に届けたい・相手が遠方ならeメールタイプが向いています。eメールタイプは宛先アドレスの打ち間違いが唯一の弱点なので、送信前に一文字ずつ読み合わせるくらいの確認をおすすめします。
Q金額はいくらが目安ですか?
A金額から決めるより相手の使い道から逆算すると迷いません。音楽サブスクなら3,000円で約3か月分、6,000円で約半年分、ゲーム課金が中心なら1,000〜3,000円あたりが目安です。サブスクの価格は時期によって変わるので、あくまで目安として考えてください。きりのいい額にすると、金額の生々しさが少し和らぎます。
Q買ってしまったあとで、相手が使えないと分かりました。返品できますか?
A購入したギフトカードは原則として返品・キャンセルができません。現実的な選択肢は、①Apple製品を使う別の人に贈る、②自分で使う、③不要品として手放す、の3つです。③を選ぶならもらったけど使わないときの活用法もあわせてどうぞ。レシートは念のため保管しておいてください。