アップルギフトカードは未使用じゃないと売れない?チャージ済み・使いかけの扱い
買取に出せるのは、「残高が残っていて、その額を正しく申告できる」アップルギフトカードです。いちばん高く売れるのは未使用(全額残っている)ですが、残高が一部残った「使いかけ」も、残っている額を正しく申告できれば、買い取ってくれるサイトがあります(対応はサイトによります)。
売れる条件は「残高が残っている」+「正しく申告できる」
買取で見られるのは、そのカード(コード)にいくら残っているかと、その額を正しく申告できるかです。買取側は残高を確認するので、申告した残高と実際の残高が一致していれば買い取ってもらえます。
- 未使用(全額残っている) … いちばん高く売れます。
- 使いかけ(一部残っている) … 残っている額を正しく申告すれば、買い取ってくれるサイトもあります(残額ぶん・対応はサイトによって違います)。
いちばん大事な分かれ目は「どこに残っているか」
「残高が残っている」という言い方には、2つの意味があります。
- コードそのものに残っている … まだどこにも登録していない、あるいはコード側に残額がある状態です。買取の対象になりうるのは、コードに残っているほうです。
- Apple Account残高に移したあと残っている … コードを登録(チャージ)して、価値がアカウントの残高に変わった状態です。Apple Account残高に移ったあとは、原則として買取に出せません。
一般に、アップルギフトカードはコードを登録した時点で額面がApple Account残高に加算され、そのコード自体は役目を終えると案内されています。つまり登録は「使い始める」操作であると同時に、売るという選択肢を閉じる操作でもあります。
状態別・できること対照表
いまの状態で何ができるのかを、ひと目で整理します。
| いまの状態 | 買取に出せる? | Apple残高として使える? | 現金に戻せる? |
|---|---|---|---|
| 未使用(どこにも登録していない) | ○ 出せる(いちばん高い) | 登録すれば使える | 買取という形でなら可能 |
| コードに残高が一部残っている | △ 対応サイトなら残額ぶん | 使える | 対応サイトなら残額ぶん |
| チャージ済み(Apple Account残高に移した) | ✕ 原則として出せない | ○ 使える | ✕ 原則として戻せない |
いちばん大事なのは、表の3行目です。チャージ済みのカードは、売る対象そのものが手元に残っていない状態だと考えてください。
使いかけ(残高が一部残っている)カードは?
アップルギフトカードは残高を一部だけ使うこともできるので、中途半端な残高が残ることがあります。こうした「使いかけ」も、対応している買取サイトなら、残っている額を正しく申告すれば売れます(対応しているかどうかはサイトによって違います)。
- 申告する残高が、実際の残高と一致していることが条件です。買取側は残高を確認します。
- 申告した額と実際の額がズレていると、査定のやり直しやトラブルの原因になります。
- 買取の対象になるのは残っている額ぶんなので、未使用よりも受取額は下がります。それでも、使いかけに対応しているサイトなら売れます。
自分で買ったのではないカード、人からもらったカード、古い引き出しから出てきたカードは、残高が残っているかどうかが券面を見ても分かりません。残高を知ろうとして「試しに登録してみる」と、その時点で売れなくなります。引き換えずに照会する手順は残高を「引き換えずに」確かめる方法にまとめました。
いちばん多い取り違え「残高を確かめるために登録してしまう」
残高を確かめるつもりで登録してしまう取り違えは、本当によく起きます。「いくら残っているか分からないから、まず確認しよう」と思って操作を進めた結果、確認と同時に登録が完了していた、というパターンです。
一般に、残高の確認は「登録したあと」の話です。未登録のコードについて、残額だけを先に照会する手順は、一般には案内されていません。つまり、
- 未使用のコード … 残高は、購入時のメールや台紙に書かれた額面そのままです。確認のために操作する必要はありません。
- 登録済みのコード … 残高はアカウント側で確認できますが、その時点で買取の対象からは外れています。
手取りはいくらになる?(計算例)
「残っている額ぶん」と言われても、金額のイメージはつかみにくいと思います。計算は「額面 × 換金率」だけなので、例を並べます。
| 状態 | 基準になる額(例) | 換金率(例) | 手取りの目安 |
|---|---|---|---|
| 未使用 | 10,000円 | 88% | 約8,800円 |
| 未使用 | 50,000円 | 88% | 約44,000円 |
| 使いかけ(残高6,000円) | 6,000円 | 88% | 約5,280円 |
| チャージ済み | — | — | 買取の対象外 |
同じ「額面10,000円のカード」でも、未使用なら約8,800円、6,000円まで使ったあとなら約5,280円になります(いずれも例・目安)。どちらも率は88%で計算しているので、差を生んでいるのは残っている額の大きさです。だからこそ「使う前に売る」が効いてきます。
表示されている率と、比較に使う率の話
各サイトのトップに出ている率は、多くの場合「ベース率 + LINEクーポン(およそ+0.5〜1%)」の合計で作られています。クーポンはほぼ固定で配られることが多いので、条件を満たせば近い率になりますが、前提が同じでないと比べられません。
そこで当サイトでは、条件のそろったベース率で横並びに比較しています。上の計算例も、ベース率で考えたときの目安です。なお、率は「初回買取率」と「2回目以降買取率」で分かれていることが多く、同じサイトでも1回目とそれ以降で数字が変わります。手取りを計算するときは、自分がどちらに当たるかも見ておくと、ズレが減ります。
場面別・こうすればいい(ミニ事例集)
「自分のケースはどれ?」を、よくある場面で並べます。
① もらったコードを、なんとなく登録してしまった → 残高に移った時点で、買取は原則できません。切り替えて、使い切る方向で考えます。サブスクの支払いなど、どうせ払うものに充てるのがいちばんロスが小さい選択です。
② 売るか使うか、まだ決めきれない → 決まるまで登録しないでください。未使用のまま置いておけば、あとから「使う」にも「売る」にも進めます。一度登録すると、売るという選択肢は戻ってきません。
③ 半分使ったつもりだが、状態がよく分からない → まず、登録した記憶があるかどうかで切り分けます。登録した覚えがあるなら、残高はアカウント側に移っているので、買取の対象外です。
④ 家族が使うかもしれない → この場合も、未使用のまま置いておくのが正解です。未使用ならそのまま渡せますし、渡さないことになっても売る道が残ります。
⑤ 高額のカードを持っていて、どう扱うか迷う → 額面が大きいほど、率の差が金額の差になって効いてきます。慌てて登録せず、今日の各サイトの換金率を見比べてから決めても遅くありません。
⑥ 使う予定はあるが、当分先 → 「予定」が具体的(来月のサブスク更新など)なら使う、漠然としているなら売る、が目安です。漠然とした予定のまま登録するのが、いちばんもったいないパターンです。
迷ったときの判断フロー
上から順に、自分に当てはめてみてください。
売らずに残った残高は、使い切ろう
売りに出さない残高は、ムダにせず使い切る方向で考えましょう。
- App内課金・サブスク(iCloud+・Apple Musicなど)の支払いに充てます。
- 家族と共有できるサービスに使います。
- 有料アプリ・映画・書籍などの購入に充てます。
「使う予定のある支払い」に回せば、実質ムダゼロです。使い道の整理はアップルギフトカードの使い道に。Amazonギフト券の残高を持っている場合は、期限の数え方と減る順番が違うので、Amazonギフト券の有効期限と残高管理を見てください。
「損した」と感じにくい、残高の減らし方
チャージ済みの残高は、現金には戻せません。しかし、現金の代わりになる支払いに充てれば、実質的な目減りはほぼゼロにできます。やり方は、どうせ払うものから順に充てていくことです。
なぜ「登録前」がそんなに大事なのか
買取という仕組みは、譲り渡せるモノ(コード)があって初めて成り立ちます。買取側は、受け取ったコードをその後どう扱うかまで含めて価格をつけているので、価値がすでにあなたのアカウントに移っていると、渡せるものが何も残っていません。
「未使用が高い」のも、同じ理屈です。未使用は額面まるごとが手つかずで残っている状態なので、計算のもとになる額がいちばん大きくなります。そして、価値を決めているのは、コードが使われたかどうかだけです。カードの見た目や購入日は、買取の値段には関係しません。この1点を押さえておけば、条件の書き方がサイトごとに違っても、迷わず読めます。
売る前の最終チェック
申し込む直前に、次の3つだけ確認してください。
- コードを登録していないか。心当たりがあるなら、申し込む前に一度止まってください。
- 申告する額と、実際に残っている額が一致しているか。2つの額がズレていると、査定のやり直しやトラブルのもとになります。
- そのサイトが、自分のカードの状態(未使用/使いかけ)に対応しているか。使いかけの扱いはサイトごとに違うため、各サイトの案内が優先です。
まとめ
- 売れる条件は「残高が残っている」と「その額を正しく申告できる」の2つです。
- チャージ済み(Apple Account残高に移したもの)は、原則として買取に出せず、現金にも戻せません。売る可能性があるなら、登録しないでください。
- 未使用が最も高く売れます。使いかけも、残高が残っていて申告が正確なら、対応サイトで売れます。
- 手取りは「額面(または残額)× 換金率」で計算します。相場は9月2日時点の実測では額面の82.0%〜85.0%で、率は日ごとに動きます。
- 高く売りたいなら、未使用のまま出すのが有利です。売らない残高は、使い道に回してムダをなくします。
売れるカードが手元にあるなら、今日の各サイトの換金率を見比べて選びましょう。
チャージのやり方と残高確認の手順は、アップルギフトカードの使い方にまとめています(売る前に残高を確かめたいときにどうぞ)。
※本記事は一般的な情報の整理です。買取の対象条件は各サイトが定めており変わることがあります。実際のご利用時は各サイトの最新の規約をご確認ください。