App StoreギフトカードとAppleギフトカードの違い|同じもの?
「もらったのは”App Storeギフトカード”って書いてあるけど、これって”Appleギフトカード”と同じもの?」、ネットで検索すると呼び方がいくつも出てきて、かえって不安になった方もいるのではないでしょうか。 呼び方が変わっただけで、中身は同じ系統のカードです。
名前が変わった理由:2021年の統合
複数のメディア報道によると、Appleは2021年11月、それまで別々に存在していた
- 「App Store & iTunesギフトカード」(アプリ・音楽・iCloudなどデジタル専用)
- 「Apple Storeギフトカード」(iPhoneなどハードの購入用)
の2種類を統合し、新しく「Apple Gift Card(アップルギフトカード)」として販売を始めた、と報じられています。
つまり「App Storeギフトカード」という名前は、統合前に使われていた旧名称です。統合後も、その名残として今なお使われている呼び方でもあります。今の正式な商品名は「Apple Gift Card(アップルギフトカード)」です。
呼び名を時系列で並べてみる
似た名前がいくつも出てくるので、混乱するのも当然です。
| 呼び名 | どんなカードだった? | 今の位置づけ |
|---|---|---|
| iTunesカード | 音楽やアプリを買うための、初期のデジタル用カード | 後継が現行カード。コードが有効なら使える |
| App Store & iTunesギフトカード | アプリ・音楽・iCloudなどデジタル専用 | 2021年に統合され、役目を終えた |
| Apple Storeギフトカード | iPhoneなどApple製品(ハード)専用 | 2021年に統合され、役目を終えた |
| App Storeギフトカード | 上記を縮めた通称・略称として広く使われた呼び方 | 正式な現行名ではないが、今も会話で残る |
| Apple Gift Card(アップルギフトカード) | デジタルもハードも1枚で使える現行カード | 現行 |
なぜ今も古い呼び方が残っているのか
統合から数年が経った今でも、「App Storeギフトカード」という言い方は消えていません。理由はおおむね3つに整理できます。
- 券面に旧名称が刻まれたカードが残っている:発行時点の名前がそのまま印字されているため、家の引き出しから出てきたカードは古い名前のままです。
- 会話や検索の癖が残っている:長く使われた呼び名は、商品名が変わってもすぐには切り替わりません。現に、現行のカードを「iTunesカード」と呼ぶ人は今もいます。
- 「App Storeで使うカード」という説明が定着している:用途で覚えている人にとっては、正式名より通じやすい呼び方でもあります。
今手元にあるカードは、結局どっちなのか
すでに統合から数年が経っているため、今新しく店頭やオンラインで購入すれば、基本的に「Apple Gift Card」として売られています。一方で、
- 統合前に発行された古い「App Store & iTunesギフトカード」
- 呼び方の癖で「App Storeギフトカード」と呼ばれ続けているカード
なども流通しており、呼び方だけでは判断がつきにくい状態になっています。現在は、Appleのサポートページにカードの種類を判別するための公式ページが用意されています。パッケージの見た目や表記だけで迷ったときは、Apple公式の判別ページで確認するのが確実です。
見分け方のチェックポイント
「これは何のカードなのか」を確かめたいとき、見るべきところは意外と少なめです。
ミニ事例集:手元にこう書いてあるとき
以下は、実際に多いパターンです。ご自身の状況に近いものを探してみてください。
- ① 券面に「Apple Gift Card」とだけある → 統合後の現行カードです。もっとも素直なケースで、迷う要素はほとんどありません。
- ② 券面に「App Store & iTunes ギフトカード」とある → 統合前に発行された旧カードです。コードが未使用なら、基本的にそのまま使えます。名前が古いこと自体は問題になりません。
- ③ 券面に「Apple Store ギフトカード」とある → こちらも統合前の旧カードで、もともとは製品購入向けでした。②と同じく、コードが未使用かどうかで扱いが決まります。
- ④ メールで届いたが、件名や本文の表記が古い名前になっている → デジタルコードの受け取りメールは、購入時点の名称で残ります。券種としては「eメールタイプ」です。
- ⑤ 英字表記のみで、日本のカードか判断がつかない → ギフトカードは国・地域ごとに分かれているのが一般的です。入手経路(誰から、どこで)を思い出し、確認できないまま申し込むのは避けましょう。
- ⑥ そもそもAppleのカードかどうか自信がない → 券面のロゴを確認します。似た見た目のギフトカードは他社にも多いため、ここは公式ページでの判別が確実です。
呼び方が違っても、使い道の実態は同じ
統合の狙いは、もともと「アプリ用」「ハード用」と分かれていた用途を1本化し、シンプルにすることでした。そのため呼び方がどうであれ、現行のAppleギフトカードはApp Store・iTunes・iCloud・Apple Storeでの買い物まで、幅広くカバーする1枚として使えます。使えるかどうかを決めるのは、コードが有効かどうかです。統合の背景や仕組みについては、アップルギフトカードとは(統合の歴史)で詳しく解説しています。
統合で、利用者側は何が変わったのか
用途が1本化されたことで、贈る側・もらう側の負担は減りました。以前は「アプリ課金に使ってほしいのか、iPhone本体の足しにしてほしいのか」で、選ぶカードが分かれていたからです。相手の使い道を推測して買う必要があった時代に比べ、今は1枚渡せば、あとは相手が決められる形になりました。
一方で、代わりに増えたのが呼び名の混乱です。統合前の名前で覚えている人、統合後の名前で覚えている人、そして用途で「App Storeのやつ」と呼ぶ人が、同時に存在している状態が続いています。
よくある勘違いを3つ
- 「App Storeギフトカードは、App Storeでしか使えない」 → 名前がそう読めるだけで、現行のアップルギフトカードは用途が1本化されています。旧カードについても、名前と実際の扱いは分けて考えるのが基本です。
- 「名前が古い=価値が下がっている」 → 価値の根拠はコードであって、券面の商品名ではありません。旧名称のカードを売るときの考え方はiTunesカード買取|相場・売り方にまとめています。
- 「名前が違うから、別の手続きが必要」 → 買取でも使用でも、手順が枝分かれするのは基本的に券種(eメールタイプかカードタイプか)のほうです。
買取に出すときも、名前の違いは気にしなくてよい
「App Storeギフトカード」でも「Appleギフトカード」でも、買取の現場では同じ系統のカードとして扱われるのが基本です。査定で見られているのは、券種(eメールタイプかカードタイプかなど)や残高の有無であることが多いです。売るときには、券種ごとの違いを押さえておくほうが実用的です。
名称より、実際に見られている3点
売るときに条件を左右しやすいのは、おおむね次の3つです。
- コードが未使用か:一度アカウントへ登録すると「残高」になり、買取の対象外になります。
- 券種:eメールタイプ(デジタルコード)か、カードタイプ(物理カード)か。手続きの流れや必要な情報が変わることがあります。
- 額面:金額帯によって条件が変わることがあります。複数枚をまとめて出すかどうかも、判断材料になります。
申込フォームで名前が見つからないとき
買取の申込フォームには「Appleギフトカード」「アップルギフトカード」といった区分が並んでいることが多く、「App Storeギフトカード」という選択肢が見当たらないことがあります。選択肢が見当たらないのは、そのカードを扱っていないという意味ではありません。単に現行の商品名で区分が並んでいるだけ、というケースがほとんどです。
換金率を見るときは、条件をそろえる
名前の疑問が片づくと、次に気になるのは「いくらになるのか」です。この換金率の数字には、読み方に少しクセがあります。
- 初回買取率:はじめて利用するときの率です。キャンペーンで高めに見えることがあります。
- 2回目以降買取率:続けて使ったときの率です。同じ店を長く使うつもりなら、この数字も一緒に見比べてください。
まとめ
- 複数のメディア報道によると、Appleは2021年11月、「App Store & iTunesギフトカード」と「Apple Storeギフトカード」を統合し、「Apple Gift Card(アップルギフトカード)」として販売を開始しました。
- 「App Storeギフトカード」という呼び方は、統合前の名残として今も使われることがあります。中身の実態は、今のAppleギフトカードと同じ系統です。
- カードの種類に迷ったときは、Apple公式の判別ページで確認するのが確実です。買取の現場でも、旧名称のカードは同じ系統のカードとして扱われるのが基本です。
- 見分けるときに見るのは、券面の商品名・受け取り方(券種)・額面・コードが未使用かの4点です。名称が新しいか古いかは、カードの価値を左右しません。
- 申込フォームに古い名前が見当たらないのは、現行の商品名で区分が並んでいるだけのことが多いです。迷ったときは、送信する前に買取店へ確認してください。
※Appleギフトカードの名称・種類・仕様は変わることがあります。最新の情報はApple公式でご確認ください。
実際にいくらで売れるかは各サイトの換金率比較で確認できます。