保証金・手数料の先払い要求(ほしょうきん)
カテゴリ:リスクと保護
保証金・手数料の先払い要求とは、買取代金を振り込む前の段階で、 「保証金」「解除料」「手数料」などの名目で、 売る側にお金を先に払わせる手口のことです。 正規の買取で、売る側が先にお金を払う場面はありません。
なぜ「先払い」はありえないのか
買取は、あなたがコードを渡し、業者が代金を払う取引です。 お金の流れは業者からあなたへの一方向で、逆向きの支払いが発生する構造がそもそもありません。
手数料がかかるサイトでも、その処理は代金からの差し引きです。
| 正規の手数料 | 先払いの要求 | |
|---|---|---|
| お金の向き | 代金から引かれる | あなたが振り込む |
| タイミング | 振込と同時 | 振込の前 |
| 断ったら | (引かれるだけ) | 「振り込めない」と言われる |
差し引けばいいはずのお金を、先に振り込ませる理由は、正規の取引にはありません。
手口の流れ
1
高い率で申し込ませます:相場を超えた率で誘うのは、未入金詐欺と共通の入口です。
2
コードを受け取ります:この時点で、コードは相手のものになっています。
3
「振込に保証金が必要」と告げます:コードを取られた側は、取り返したい心理で払いやすくなっています。
4
払うと、次の名目が出てきます:解除料・税金・確認料。振込は最後まで行われません。
コードだけでなく現金まで取られる、二重の被害になるのがこの型の特徴です。 そして2回目以降の支払いは、「取り返したい」という気持ちを利用して要求されます。
言われた時点でやること
- それ以上、何も払わないでください。「あと1回」は続きの手口です。
- やり取り・振込の控え・相手の口座情報を保存してください。
- 警察相談専用電話「#9110」と消費生活センター(188)に相談してください。
この手口は、特商法表記の無いサイトや、 SNS経由の個人間取引で起きやすくなっています。 売る前の確認の順番は、買取詐欺とはにまとめています。
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よくある質問
Q「保証金はあとで返金される」と説明されました。
A返金の約束ごと、手口の一部です。払わせるための説明なので、返金されるかどうかを検討する必要はありません。正規の買取で、売る側が先にお金を払う場面はない——この一点だけで判断できます。
Q手数料が引かれるのは普通ではないのですか?
A引かれるのは普通です。分かれ目は引かれるか、先に払うかです。正規のサイトの振込手数料は、買取代金から差し引かれる形で処理されます。代金を受け取る前に、別途お金を振り込ませる形は、正規の手数料の処理とは別物です。詳しくは手数料とはをご覧ください。
Qすでに払ってしまいました。
A追加の要求が続くのが、この手口の型です。「あと1回払えば振り込まれる」は続きの手口なので、それ以上は払わないでください。振込の記録・やり取り・相手の口座情報を保存して、警察相談専用電話#9110と消費生活センター(188)に相談してください。
Qコードも送ってしまっています。
Aコードとお金の両方を渡している状態です。コードは取り戻せませんが、お金の振込先の口座は記録に残っています。振込の控えを持って、できるだけ早く相談してください。時間が経つほど、口座側の手がかりも動いてしまいます。