Amazonギフト券を安く買う方法|公式・合法ルートで実質割引にする
Amazonギフト券を公式に買える場所では、額面1万円の券に1万円を払います。額面より安い値札で買う方法は、公式のルートには用意されていません。それでも、実質の負担を下げる方法はあります。その方法が、ポイント還元です。
数字はすべて例であり、還元率やキャンペーンの条件は時期によって変わります。
「安く買う」には2つの意味がある
「安く買う」という言葉には、まったく性質のちがう2つの意味が混ざっています。
| 考え方 | やること | どこに立っているか |
|---|---|---|
| 値札を下げる | 額面より安い価格で売っている場所を探す | Amazonが承認していない第三者からの購入は、規約違反にあたるとされています |
| 実質負担を下げる | 額面どおり買い、還元を重ねて戻りを増やす | 公式のしくみの中で完結します |
この記事で扱うのは、実質負担を下げる方法だけです。額面より安い値札を探す方法については、リスクと規約の整理を別記事にまとめました。
ギフト券そのものに「割引」は用意されていない
Amazonギフト券は、額面と同じ金額で買うのが基本です。1万円分のギフト券は1万円で買います。
時期によって変わるのは、買ったときに戻ってくるポイントの量です。そのため、探す対象は「還元が厚くなる条件」になります。
還元で実質の負担を下げるという考え方は、アップルギフトカードの買い方でも共通です。
ルート1:チャージタイプで還元を取る
Amazonギフト券には、Amazonアカウントの残高へ直接入金するチャージタイプがあります(種類の違いは買い方と種類の記事で詳しく扱います)。
チャージタイプに対しては、ポイント付与のキャンペーンが案内されることがあります。還元を取りにいくときは、まずキャンペーンの有無を見ます。
- チャージ額に応じてポイントが付くタイプの案内が出ることがあります
- 初回チャージ限定の特典が用意されることもあります
- 対象となる支払い方法が限定されることがあります
ルート2:支払いに使うカードの還元と重ねる
ギフト券を買うときの支払いにクレジットカードを使えば、そのカード自体の還元も乗ります。ここが「重ね取り」の発想です。
重ね取りが成立するかどうかは、そのときのキャンペーン条件で決まります。
| 状況 | 重ね取り | 補足 |
|---|---|---|
| チャージのキャンペーンが支払い方法を問わないとき | 成立しやすい | チャージ還元 + カード還元 |
| キャンペーンが現金払い限定とされているとき | 成立しない | カード払いにするとキャンペーン側が対象外になります |
| キャンペーンが出ていないとき | カード還元のみ | それでも0にはなりません |
実際には、買うたびにそのときのキャンペーン条件を読んで、キャンペーンで付くポイントを取るか、カードで付くポイントを取るかを選ぶことになります。
ルート3:キャンペーンの時期を狙う
還元の厚さは、時期によってはっきり差が出ます。目立ちやすいのは次のようなタイミングです。
- 大型セールの前後(セール本体とは別に、ギフト券側の案内が出ることがあります)
- 年度の変わり目や年末年始など、生活の区切りにあたる時期
- 新しい支払い方法が導入された直後の告知キャンペーン
ルート4:まとめ買い・法人利用の考え方
還元が厚い時期に、この先しばらくで使う分をまとめてチャージしておく方法は、理屈としては有効です。毎回少しずつ買う場合と比べると、条件のいい時期にまとめて確保したほうが、戻ってくるポイントは増えます。
しかし、まとめ買いには別のコストがあります。
法人での購入や大口のまとめ買いについては、Amazon側に法人向けの購入窓口が案内されていることがあります。経費処理では、額面と支払額が一致していることが重要になる場面もあります。還元を最優先にして買い方を組む前に、社内の精算ルールを先に確認しておくと、結果的に手間が少なく済みます。
支払い方法ごとの相性を、いちど棚卸ししておく
還元の設計は「どの支払い方法を持っているか」で決まります。買うたびに調べ直す手間を省くため、手持ちの支払い方法を一度だけ棚卸ししておくと早く判断できます。
| 手持ちの支払い方法 | 確認しておくこと |
|---|---|
| クレジットカード | ギフト券・チャージがポイント付与の対象か(対象外としている会社があります) |
| デビットカード | 同上。加えて、購入時に口座から即時に引き落とされる点 |
| 現金(店頭・ATM等) | キャンペーンが現金払い限定とされている時期に効きます |
| ネットバンキング等 | 対象に含まれる案内が出ることがあります |
この表を一度埋めておくと、キャンペーンの告知を見た瞬間に「自分は対象か」が判断できます。還元を逃す原因の多くは、条件の確認が間に合わないことです。
数字で見る:実質どのくらい安くなる?
1万円分をチャージした場合の例で並べます。表の数字はすべて例です。実際の還元率は、そのときのキャンペーン条件と支払い方法で決まります。
| 還元の合計(例) | 戻り(例) | 実質負担(例) |
|---|---|---|
| 0.5% | 50円 | 9,950円 |
| 1.0% | 100円 | 9,900円 |
| 2.0% | 200円 | 9,800円 |
| 2.5% | 250円 | 9,750円 |
公式ルートで狙える下げ幅は、多くの場合で数%です。ただし、この数%は、あとから取り消されることがありません。Amazonアカウントの利用に影響が出ることもありません。
それでも「安い値札」に目が行くとき
「数%なら、額面より安く売っているサイトで買ったほうが早いのでは」と思う方もいます。
額面より安い値札のサイトは、公式のルートとは前提が違います。Amazonのギフト券細則では有償での譲渡(転売・売買)が禁止とされ、Amazonが承認していない第三者からの購入は規約違反にあたるとされています(規約違反は法律違反とは別の話ですが、無効化やアカウント停止といった措置につながりうるのは事実です)。得られるのは数%です。一方で、影響が及びうるのは残高やアカウントです。
この論点は分けて整理する必要があるため、Amazonギフト券を割引で買えるサイト|規約と法律はどう違うのかに別記事としてまとめました。判断材料はそちらに並べています。
今日からできる手順
ミニ事例集:こんなときどう考える
編集部が想定した、判断が分かれやすい場面です(金額はすべて例)。
使い切れる額で買うことも「安く買う」
実質の負担は、還元を増やす以外の方法でも下がります。買った分を使い残さないことも、負担を下げる方法のひとつです。
還元と使い残しの差は、年単位で見るとはっきり出ます。たとえば年間5万円をAmazonで使う人の場合、還元を0.5%上乗せできて増える戻りは250円ほどです。一方、毎年3,000円を使い残していれば、失っている額は3,000円です。まず使い残しをなくして、そのあとで還元を積んでいくほうが効率的です。
よくある勘違い
まとめ
| やること | 効果の目安 | ひとこと |
|---|---|---|
| チャージのキャンペーンに乗る | 時期しだいで数% | 条件文を最後まで読む |
| 支払いカードの還元を重ねる | 重ねられる時のみ | 対象外のカード・キャンペーンあり |
| 時期を選んでまとめる | 買い方の中では大きい | 使い切れる額が上限 |
| 額面より安い値札を探す | — | 規約違反にあたります |
Amazonギフト券を安く買う現実的な方法は、額面どおりに買って、還元で実質の負担を下げることです。下げ幅は数%ですが、あとから取り消されることはありません。
もし、すでに手元に使い道のないギフト券があるなら、無理に使い切る必要はありません。不要なぶんを売るという選択肢もあります(Amazonギフト券の買取率/安全に進めるためのガイド)。買取と現金化の違いは買取と現金化の違いに整理しています。
※本記事は一般的な情報の整理です。還元条件・キャンペーン・対象の支払い方法は変動します。実際のご利用時は、Amazonおよび各カード会社の最新の案内をご確認ください。