景品表示法(けいひんひょうじほう)
カテゴリ:制度・法律
景品表示法(景表法)は、消費者が誤解しないよう、 商品やサービスの「表示」のルールを定めた法律です。 実際よりも著しく良く見せる表示は、認められていません。 アップルギフトカードの買取でこの法律が関わるのは、換金率の表示です。 大きく出ている数字に付いた条件が、条件として読み取れる形になっているかが論点になります。
※本項は一般的な解説であり、法的助言ではありません。個別の判断は、 専門家や所管の窓口にご確認ください。
どんな表示が問題とされるのか
一般に、次の2つの考え方が知られています。
- 優良誤認:品質や内容が、実際より著しく良いと思わせる表示
- 有利誤認:価格や条件が、実際より著しく有利だと思わせる表示
買取の場面で関わりやすいのは、有利誤認のほうです。 買取で受け取れる金額は、買取率と、その率が適用される条件の組み合わせで決まるためです。
打消し表示という考え方もあります。 打消し表示は、大きく出ている表示の内容を、注記で限定する表示を指します。 一般に、注記が本文から離れすぎている、文字が小さすぎるといった場合は、 伝わっていないと評価されうるとされています。
買取率の表示との関係
買取サイトの換金率には、 条件がつくことがあります。たとえば、次のような条件です。
上に挙げたような条件は、条件として併記されるのが基本です。 買取率を見る側としては、大きく出ている数字と、 その数字に付いている条件の両方を読むと、実際に受け取れる金額をつかめます。
条件つきの率を出すこと自体が、直ちに問題になるわけではないとされています。 論点になるのは、条件が条件として読み取れる形になっているかのほうです。
数字の読み方(例)
たとえば「最大92%」という表示があったとします。 この「最大」が何を指しているかは、次のように分かれます。
条件なしのベース率との差は、 上乗せぶんでおよそ0.5〜1%というのが、よく見られる幅です。 ※上の数字は仕組みを示すための例で、特定のサイトの数値ではありません。
自分が条件に当てはまらなければ、実際に適用されるのはベース率のほうです。 表示されている数字のうち、自分の申込み条件に当てはまる数字を見つけることが、読み方の中心になります。
読み方のコツ
- 目立つ数字の近くにある、注記や小さな文字も見る
- 自分が「その条件に当てはまるか」を確かめる
- 当てはまらないなら、ベース率で比べる
- 申込み画面まで進んだ時点の金額と、表示されていた率が合っているかを見る
ここからは、当サイトの記録方法についての説明です。当サイトが条件のつかないベース率を基準に記録しているのは、申込み条件の違いを取り除いて各サイトを並べるためです。
表示と実際が食い違ったとき
- 表示されていた画面を、日時が分かる形で記録として残してください。
- 提示された金額と実際の振込額の差を、書面ややり取りで確認してください。
- それでも解決しない場合は、消費生活センターなどの相談窓口を利用してください。
法的な評価が必要になる場面では、専門家にご相談ください。